入社前は、鉄筋コンクリート造のデザイナーズ住宅や特別養護老人ホーム、障害者福祉施設等限られた人の使用する建物の施工管理を行っていました。施工していくうちに、より広く多くの人が使用し、日常生活の一部となる建物に興味を持ちチョウエイハンズに入社しました。
新築工事がメインだと思っていたのですが、入社してから最初の仕事はC工事でした。C工事とは店舗の内装仕上げや配線工事など、建築工事の仕上げに当たる部分です。初めはC工事がどういう工事か知らなかったので区分などがまったくわからなく日々学ぶことが多かったことを覚えてます。その後、リニューアル、原状回復など自分の知らない建築がこんなにあるのかとびっくりしました。短期で仕上げなくてはいけないリニューアルを初めてやったとき特に印象に残っています。
新築・C工事・リニューアル工事・原状回復工事等様々な工事を行っています。新築工事は、まだ何もない空き地に基礎を造り鉄骨を建てることから始めます。屋根・壁を造り、間仕切り等を建て、建物全体を施工します。C工事は、他社が施工し、私たちが内部のテナント部分の施工を行います。リニューアル工事はお店の休業中に行う期間限定の工事でまさに短期決戦です。ほかにも様々な工事があります。
魅力はなんと言っても建物がいつまでも残るということです。
引き渡し後も、スーパーなどは、この先何十年と地域とともにそこに建ち続けます。プライベートで近くに行ったときなど利用者がお店に入っていくところをも見ると何とも嬉しい気持ちになります。
スーパーなどを施工するとき、お客様は売り場のイメージを考え、私たちに伝えてきます。施工前もそうですし、施工中もその都度要望があるため指示に合った施工を行います。私たちは施工のプロである一方、お客様は店舗運営のプロです。お互いに異なる分野ですが、コミュニケーションを取りながら、お客様とイメージをすり合わせ、満足のいく施工を完遂していく必要があります。
建築現場は、何より人と人のやり取りが一番大切だと思います。協力会社の社長や作業員、自社の上司など、現場に関わる人とコミュニケーションが職場の活気や雰囲気に影響します。どこの現場でも同じように雰囲気が良いので楽しく仕事ができると感じます。
現場管理をしていくなかでいろいろな工事があるため経験をつむことはもちろん大切です。新築、C工事、リニューアル等、覚えなくてはいけないことはたくさんあります。しかし、自分が一人前になって仕事をしていくためには、施工管理の資格がなくてはなりません。早く1級施工管理の資格を取得し、会社に貢献することが一番の目標です。